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サルデーニャから帰ってきてはや1週間、帰ってきてから3日後には国民の祝日「リパブリックデー」がひかえていたので、休日気分が長引き、やらなければいけないことだけはたまる一方。

ローマは友人フランチェスカの結婚式へ、日本人のだんなさんとついに結婚することになったフランチーは結婚式前日に熱を出して、当日10錠ほどの薬を飲みながら背骨をぴっしり立てて結婚した。

すべての様子をカメラにおさめ、無事に式が終わった後フランチェスカはついにダウン。病院へ。家族のみなさんは当然ながら毎日心配で、私はそれを感じつつもローマの少し暑い気候とあたたかな太陽でブラにいるときよりはリラックスした日々でした。けれどもある助成金募集のしめきりに向けてフランチェスカのうちで計画書を書く毎日。それが終わった5月20日には、やっと観光できる、と思いました。

そうして見たサンピエトロ大聖堂は、なんだか人が多すぎてちっとも教会に来ている気分がしなかったのだけど、まあ大きさだけは確かにすばらしい、と。私はどうも大きいものが苦手です。ローマは壮大ですばらしい、とブラの人もみんな言うけれど、私にはピンと来ない。

その後行ったサルデーニャ島は、北西部で働くジャンルカ君と、南北部でドキュメンタリーを作っているアントネッロ君が目的だったけれども、以外にもサッサリの街が楽しめた。サッサリは普通の街できれいじゃない、海辺に早く移動したほうがいい、とはサルデーニャを知る人たちのアドバイスだったが、私にとってはサッサリがいちばん。なぜなら、たくさん小さな教会があって、街のまんなかの「チェントロ・ストリコ」(歴史地区)はまるで迷路のように石畳の道がくねりまわるという空間である。毎日のように、細い路地を行ったり来たりして時空間をタイムトリップした。

ジャンルカとジャンルカの奥さんのジョルジアは、生まれたばかりの3ヶ月の赤ちゃんがいる。忙しい中、毎日3人で色々なところに連れて行ってくれた。がけっぷちの海をみおろす岬とか、絵描きのお父さんのジャンルカの実家とか。サルデーニャの人は、最初はとっつきにくくても仲良くなるととても良くしてくれる、とミラノの人から聞いていたがまさにそのとおり。サルデーニャの観光のために働くジャンルカはいつもスペインやらフランスやら飛び回っているけれど、いつかサルデーニャにも日本人がいっぱいきてくれたらいいのに、と言っていた。

もうひとりの目的アントネッロ君は、なにやらワイルドなお兄さんである。
数々のののしり言葉を1分おきに繰り出す彼は、私には何やらイタリア語が難しくて聞き取れないのだが、ドキュメント制作者はまともでない、にさらに輪をかけるかんじ。「山の声」の静かな映像からは想像がつかないよね、と言うとあれはあれでオレはオレだ、という。でもそんな彼も、携帯のメールとなるとなぜか優しいのだからよくわからない。きちがいで真面目でなけりゃ、こんなことやってらっれかよ、と私に言う彼は、会って間もない私にさあ日本でドキュメンタリーを作ろう、と明日にでも飛んできそうな勢いだ。

何はともあれ、「山の声」を日本で見せるという話には彼もOKしてくれる。

その後行ったアルゲーロという海辺の街は、みんながきれいだというお墨つきの観光地であったが、どうも私にはなじめなく、海辺でぼーっとするのがまあ楽しいか、という程度。
教会やチェントロ・ストリコもサッサリほどにはおもしろくない。なにせ、すでにドイツ人やイギリス人のバカンス客がひしめいるのだから。

それでも、なんだかおもしろかったのは、ベルリンから来た「鼻と喉と耳」のアレルギー専門医と夜ご飯を食べたり、その帰り道にスエーデンの国営放送クルーと知り合ってなぜか皆でわいわいと夜の海辺を散歩したこと。それから宿に来ていたイギリス人の家族とロンドン直行ティーバッグでお茶をしたこと。観光地は国際交流の場所でもあったのね、と思った不思議な日であった。

サルデーニャ島からジェノバに向けて船で帰る。それが距離的にも一番ダイレクトで早い方法だから。一晩かけて乗って、朝にはもうイタリア北西部、ピエモンテ州近く。その日の午前11時にはブラに着いていた。

何も変わらず、ブラは毎日がすぎている、、と思いきや、あら新しいジェラート屋さんが。。
1、2週間家をあけると色々な店が入れ替わっている日本の街の、まるでそんな感覚を一瞬思い出したが、でもブラの街にそれほど商業の移り変わりはない。

帰ってくれば、パオラとまた前のような生活、サラダやトマトやりんごを食べ、そういえば最近チーズも食べ始めた。来月にはチーズ屋のジョリートさんが日本行きを決意したこともあって、チケットの手配や、帰ってからの企画の話でメールチェックに忙しい。
ジョリートさんは仕事にほとほと疲れながらも、日本行きでどのようなことがあるか、それから彼にとっては半分バカンスなので「チ・ディベルティアーモ」 楽しむぞ、とジョリさんらしく、いくら仕事がハードであっても楽しむ心は絶対に忘れたくないのが心情なのだ。

かという私は、スローフードの「食の大学」の記事が終わらないのと、「知れば知る程書けなくなる」混乱状態におちいりつつ、半ばうっくつしながら今日となり、ついにはパオラの美容院に行って1ヶ月ぶりに髪の毛を切ってもらった。丸坊主に近いくりくりの状態になり、すっきりといつもの私だ。「勇気を失わないように」との美容院の雑誌で星占いを読みながら、そんなこと言われてもねえ、力が出ない時には勇気がなくなるってものよ・・と、でも丸坊主になったら少し勇気が出たのでした。

そんなこんなで、力を少しとりもどしづつ、今日は街のディスコが夏休みに入る前の最後のオープンなので、夜中すぎには行ってみよう。パオラは今から肉を焼いてビステッカ(ステーキ)を食べると言っています。肉の産地であるピエモンテ州はとても牛肉がおいしく、パオラは時々肉が食べたくなるらしいです。私もごしょうばんにあずかろう。

明日はスローフード協会の新しいイベント、”スローフィッシュ”に行ってきます。
朝8時のバスに乗っていくのは、ディスコ明けの日曜にはきつい。でも明日しか行ける日がないのです。

ーーと書いた後、何日間もほっておいたので、もうすでに水曜日になってしまいました。書いた後見直さないとアップできない性分なので..。
ベルリンのアレルギー専門医クリスから電話がありーー彼は自家用飛行機で旅行をするという変な人なのですがーーサルデーニャ島のアルゲーロで撮った私の写真を彼のサイトにアップしたとのこと。
http://www.do27berlin.de/
小型飛行機に興味がある人は必見です。しかし、私はどうしていつも中年男性に好かれるのだろう。かつ、female secretとはなんぞや?

ではまた、、


脇山みのぶ

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コメント

やっほー、久しぶりです。いつもの事なんだけど、このごちゃごちゃした地でイタリアの様子を垣間見るのは、すごく不思議な感じです。なんだか時間の流れが違うみたい。もちろんここも、日本とは確かに違うけど、少しずつ種類が違う気がする。上手く言えないけど。。
最近私は試験勉強に追われる日々。それも手伝ってるのかな?なんだか、スーッとイタリアの空気を吸いたくなってしまいました。あ、8月頭に一時帰国の予定です。みのぶちゃんとは会えるかしら??東京は暑そうねえ。

みなさんこんにちは。
飛行機好きのお医者さんのサイト見てきたよ。なんかおもしろかった。
みのぶちゃんのアップになった顔が、赤っぽくなってたり、ちょっとくにゃっとなってたり。

東京は湿気ぽくて、はっきりしないお天気が続いてます。梅雨だからしかたないけど・・・
からっとした空気の、天気のいいところに行きたいなあ。

あみ、なおちゃん、こんばんは。
今私はローマにちょっと来ています。
”このごちゃごちゃした地”、とは中国のことだね。
ローマの中央、テルミニ駅の近くで泊まっていたら、そこはインド人やら中国人やらいっぱい移民の人たちがいる地域で、土曜の夕方の公園で遊ぶ子供たちは、まったく人種が様々でした。
芝生の上でのんびりするターバン頭のおじさんがいるかと思えば、サッカーしてる男の子たちはアジア系だし、かと思うとサリー来た女の子がブランコ乗ってる。。あちらでは犬を連れたイタリア人集団がいすを並べておしゃべり集会。
まったくここはイタリアなのか? とういかんじでした。

そこへなおちゃんから電話をもらって日本語で話してる私。不思議だよねえ。

私も7月後半から9月にかけて日本にいるので、
また八重洲中央の地下道で干物でも食べましょう。

なおちゃん、電話でも言ったとおり、ベルリンの耳のお医者さんのクリスに聞いてみようねえ。
みなさん耳鳴りについて何か知っている人は
ご一報を。。

ローマの友人のおうちからメールしてみました
脇山より

Ciao♪
みのぶさんたら、又地味に更新して!!(私だけ、更新したよメール来なくなっちゃった?)

私は、たまたま出張やら、バカ飲みが重なりついに、ぶっ倒れてしまいました・・・39.5度が丸二日続いて、熱慣れしていない私としては、死ぬかと思ったよ(^^ゞ きっと頭もどっか変になってる気がする・・・

今度は結構長い滞在なんだね!又是非遊びましょう!で、私今年は出来れば10月にイタリアに行きたいのだけど、その時はBRAに居るのかな?ブラ通信読んでたら、滞在全部をBRAで過ごしたいって気になっちゃったんだけど!!!
又、帰国時にお話しましょうね~♪

さとこさん

熱が出たの、大変でしたね。あまり飲み過ぎないように。。
そうなのです、7月12日に飛んで、最初に北海道入りして、
19日に東京入り、20日にフェルミエさん、22に埼玉コープでイベントなどという
予定。また詳しくはお伝えします。(お知らせ通信、行ってない??変だな。。
チェックしてみる。でも、「地味に更新」ってなんかいい言葉。。)

今回は、チーズ屋のジョリートさんと一緒に帰るので
山のようにチーズを持って帰るけど、
去年収穫したぶどうのワインも持って帰ります。
今年はどんな絵柄かわからないけど、
あの「かわいいチケット」のワインです。
まだワイナリーと話してないので何本ぐらい持って帰るかわからないけど
お楽しみに・・!

”イークオール”の岩田さん、元気でしょうか?
暑さにめげず、コックしてるだろうか?
もし横山さん、イークオールに立ち寄ることがあったら、
「前回お話ししたチーズ、ほしいですか?
1キロぐらいでいいですか?ワインも1本ぐらい持って行きますか?」等々、
聞いてみてもらえますか?
7月はあんまり「チーズ」に手が伸びない時期だから、今回はパスだったら、
それでオッケーです。とお伝えください。

たべもの村にもジョリートさんを連れていきたいね。
そんな時間あるかな。
vedremo (“見る”の未来形・・・?)

ではまた!

脇山みのぶ

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