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映画祭が終わりました

みなさん、こんにちは。ゴールデンウィークも終わったとのこと、
すっかり日本の祝祭日にうとくなってしまった脇山です。
そういえばブラに多くいるモロッコ人移民の人たちも、
そういえば本国(モロッコ)では今日は祝日だったわね!
と笑ってたことがあります。
移民にはよくある話なのかも。

「子どのの日」の菖蒲湯もできないままに、
それでもブラでは、お風呂が恋しくなるような肌寒い日が続いています。
一度は暖かくなったのに、こうして寒さがぶりかえすと風邪をひく人も多く、
マテオじいさんも「いやな天気だ」とぶつくさ言っています。
今日は土曜日なので市のサービスの老人給食がなく、
「昼ご飯を食べに行こう!」とさっそく朝から電話がありました。
しかし今日はコンピュータに向かうことにして、
「夜、老人会で会いましょう!」と軽くかわしました。

映画祭が終わってすっかり日常に戻ったブラも、スローフードが新しく作った大学
の開校式やら、新しくオープンした近くのレストランやらで
少し浮き足立っています。気温は伴わなくても、パンジーやチューリップが咲き、それから私にとってはなつかしい、むくげの紫の花や、藤の花、
さらにきのうは「大でまり」の花を見つけました。小さいあじさいのような白い玉がごろごろつく小木です。でも小さな玉だったので「小でまり」かもしれない。

映画祭については、日刊ベリタというサイト新聞に記事を書いたので
http://www.nikkanberita.com/


を見てみて下さい。トップニュースになっています。
読者登録をして記事ごとに課金される制度は、ちょっと面倒ではありますが、
信頼できる思想で運営されている新聞なので、登録する価値はあると思います。
今のおすすめは、「マイケル・ムーアのドキュメンタリー上映禁止」・・でしょうか。

ドキュメンタリーと言えば「ますさんのかぼちゃ」、残念ながら「金のかたつむり」は頂けず、でもがっかりはしていません。
ベリタにも書いたのですが、2年前よりもだんぜんスロー・フード・オン・フィルムの質があがり、うならされるような作品が続出。私の出たスロー・フード・オン・フィルム・ドックの方は今年初回なので、まだ「若い」かんじのコンペティションでしたが、それでも良い作品がたくさんありました。

難なく解決した私のDVD問題、(映画祭が始まりました、の項を見てください。
お知らせ行ってなくてごめんなさい。)
結局私のビデオカメラを映画館のプロジェクターに直接つなげるという方法をとったのです。
おかげで技師さんの横にスタンバッて、前の人のフィルムが終わったら
えいっと自分のカメラの再生ボタンを押す、という、何ともよい緊張感がありました。
(そのかわり上映前に寝入ってしまって、あやうくスイッチオンしそびれそうな時もありましたが)

「ますさんのかぼちゃ」は映画祭の初日上映で、実はとても評判が良かったのです。

何よりうれしかったのは、アメリカ人のジム、彼はここにしばらく住んでいたことがあって、どちらかというと不器用なタイプの人なのですが、
この映画は「オネスト」(正直)だ、だから好きだ、と言ってくれたことです。
かぼちゃを焦がしたますさんはもう84歳で、おいしいかぼちゃの煮物を作ることはもうできないかもしれないけれど、(老いていると感覚が鈍って焦がしちゃったりするのです)大切なのは「おいしいもの」を作ることではない。
かぼちゃを通した「私とますさん」なのだから、
そこにジムのような人が反応してくれるのは、とてもうれしいことなのでした。

それから、最近日本でも販売されるになったスローフードの機関誌「スロー」の編集長、イギリス人のジョンが、「ぼくたちはいつも伝統の味がどうのとかこうのとか言ってるけど、このおばあさんときたら『フタをしておけばおいしくなるんじゃない?』だからね!」とおかしそうに笑っていたことです。

その他、かなり個性的な作品を作っているアイルランドの監督、かわいいアニメを作ってるアメリカ人のデイヴィッド、(「ツナヌーダ」必見です。)、そして、去年の金のかたつむり受賞者ジュゼッペまでも、このおばあさんはいい、と。。
私は、子供のころから知っている「ますさん」に、こんなに
魅力があるとは予想してなかったことでした。

何せ上映直前まで「あそこ1コンマ削っておけば良かった」とか
うじうじしてしまう私には、映画が完成した喜びなど全くないのです。
そういう反応を聞いてはじめてじわじわと、ああよかったなと思うことができます。

今回の「金のカタツムリ」予想はまったくハズレで、
フィクション部門の受賞は、食べものに直接的に触れなかった、ちょっと知的な「チャイニーズ・ウォール」、ドキュメンタリー部門は、イタリア、サルディーニャ島の若者が作った「ヴォーチ・ディ・モンターニャ」(山の声)、これが本上映中10人程しか観客がいなかったという、ダークホースの受賞でした。

何せ、ステファノやルカ、15人の若者が走り回って組織し、やりたい企画はすべてやった、という映画祭、真夜中にパーティーはあるは、一度にふたつの場所で同じ部門の映画を上映するわ、毎日カフェで生演奏があるは、
本人たちも反省するとおり「トロッポ」(やりすぎ)だったチネマ・コルト。
そのプログラム配列の失敗をひっかぶってしまったのが「山の声」でした。

受賞式の時に初めてみた「山の声」は、音楽もセリフもない、チーズ作りの工程と山の風景だけが続く、静かな作品でした。
自分の撮った羊飼い映像と全く同じテーマで撮られているにもかかわらず、
見せたいものが違うとこんなに違うのだな、ということ、
それから映像だけでここまでひっぱることができるのはすごいな、
と思ったこともあって、早速映画祭後に手紙を書いて、今月末にイタリア南部のサルデーニャまで会いにいくことにしました。監督のアントネッロは私と同い年の30歳、映画祭の間に出会うチャンスがなかったのと、授賞式まで残れずに彼は帰ってしまったのです。

食べものの背景が伝わるものはきちんと紹介したいし、
自分ものに限らず見てほしいです。
ドトールやエクセルシオールのサンドイッチのチーズが
山羊や羊、牛から来ているものだっていうことは、なかなかわかりにくい
ですよね。。

映画祭が終わって、ブラに来ていたアサオをミラノまで送り、
(このジャパニーズガールは人気ものになって、
その後テレビでも報道されていたとか。。)
もどってきたらスローフードの開校式。
こちらも新たにベリタに記事を書くので読んでください。
日本ではまだきちんとした情報が伝わっていない、このスローフードの
新しい大学計画。私はスローフードへの興味というより、建築計画としての
スローフード大学に興味を持っています。
何せユネスコの世界遺産に指定された古いたてものを使って、巨大な総合施設を
作ってるんですから。。

それではまた!

脇山みのぶ

ーーと書いた次の日の朝、シャワーを浴びながら
ふと思いました。ユネスコ世界遺産に指定されているものが
改築できるだろうか?指定されているのは、大学含め教会や広場、
タワー、ホテル、地下のワイン蔵ふくめ、「全体」と聞いているけど、
もしかしたら「教会プラス広場」部分だけかもしれないです。
もうちょっとよく調べてみます。。すみません!
どなたか世界遺産について詳しい方がいたら
教えてください。

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コメント

みのぶさん、ご無沙汰です!
何気に覗いたら、アップしてるじゃないですかぁ!映画祭気になってたので、無事終了お疲れ様でした。ちゃんとお風呂入って寝てますか??

何度となくタイミングを逃してきたビデオは、ついこの間岩田さんに無事渡してきました。今頃は観てくれてるかな?
お店、相変わらずケムかったよ。
んで、やっと「たべもの村」デビューしてきました!!健康系で美味しかったよ!あそこはシラフで行かないと階段が急で危ないね~!って、定食食べるのに酔って行くな!って事だよね。

ではでは、体調崩さないように頑張ってね!
サルデーニャ報告楽しみにしてまぁす♪

さとこさま

そうなのです、アップしていたのです。
なまけてるなワキヤマ、なんて思ってたでしょー。
近頃ちゃんと寝てません。。お風呂には今朝久しぶりに入った。
やっぱりちゃんとお風呂に入らないとゆるまないです。。

岩田さん、がんばってレストランしてましたか?
ちゃんとお客さん入ってるかな?
7月に帰る「かも」って言っといてください。
「たべもの村」なつかしいですねえ。そう、あの階段急でね。
でもあの階段登るとおいしいものがあるんだ、、って思うと楽しいんだよね。

みなさん、三鷹のさとこさんは、イタリアンレストランの
「イークオル」と和食自然系定食やの「たべもの村」の近くにお住まいです。


それでは!

脇山みのぶ

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